高校生の半数が「 電力福島第1原発」を「東北電力」「福島電力」などと誤解している――。東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)と東京大が、こんな調査結果をまとめた。震災と原発事故から13年が過ぎ、実体験がない15~18歳を「災害記憶 ...
高校生の半数が「○○電力福島第1原発」を「東北電力」「福島電力」などと誤解している――。東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)と東京大が、こんな調査結果をまとめた。震災と原発事故から13年が過ぎ、実体験がない15~18歳を「災害記憶消滅世代」と位置 ...
内訳は、東京圏が31.4%、福島県が28.5%と、県内外で大きな差はなかったが、この結果と環境省の調査(2023年)を比較すると、「災害記憶消滅世代」とそれ以上の世代との間に「認識の断絶」が生じていることが明らかになったという。
東京電力が福島第1原発で報道機関向けに実施した視察に参加し、13年ぶりに足を踏み入れると、目に映る景色は大きく違っていた。ただ、周囲のがれきが片付いた3号機も灰色の壁で覆われた内部には、崩れた建屋が ...
東京電力福島第1原発事故で全町避難が続いた福島県双葉町が、JR双葉駅西側に整備を進めてきた町営「駅西住宅」の全86戸が完成し、式典が1日、開かれた。町役場で伊沢史朗町長が入居者の代表に鍵のレプリカを手渡した。双葉町は2022年8月、原発事故から11年 ...
東京電力は31日、福島第1原発周辺で30日に採取した海水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度を分析した結果、検出できる下限値未満だったと発表した。東電は17日から6回目の処理水放出を続けている。
東京電力ホールディングス(HD)は30日、福島第1原子力発電所2号機の溶融燃料(デブリ)の試験的取り出しに8月にも着手すると発表した。堆積物の除去や機材の準備が整ったと説明した。3度延期しており、実施できれば3年遅れとなる。10月までに着手する予定だ ...
相次ぐトラブルを受けて行われている福島第一原発の作業総点検で、64%の作業に改善の必要があることがわかった。第一原発では、2月に弁の締め忘れにより汚染水を含む水が敷地内に漏えいし、4月には作業ミスによる停電で処理水の放出が6時間半にわたって止まるなど ...
福島第一原発2号機での燃料デブリの試験的取り出しに向け、東京電力は、ロボットの「使用前検査」を5月31日付で原子力規制委員会に申請した。ロボットが安全に使用できるかなどを確認するための検査で、この「使用前検査」の合格をもって、ロボットが使用可能となる ...