◇ 大相撲夏場所 3日目(2024年5月14日 東京・両国国技館) 前頭筆頭・ 熱海富士 が2場所連続で大関・霧島を押し倒し、初日の 豊昇龍 ...
大相撲夏場所は15日、東京・両国国技館で4日目が行われ、大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は1敗をキープ。大関・豊昇龍(24=立浪部屋)は2勝目を挙げ、星を五分に戻した。カド番の大関・霧島(28=音羽山部屋)は早くも3敗目を喫した。
熱海富士は大卒の大の里が角界入りする前から関取として活躍してきたが、三役昇進では先を越された。2学年違いの若手同士による注目の初対決。馬力を持ち味とする大の里に圧力で勝るも、あと一歩及ばなかった。
日本相撲協会は29日、夏場所限りで引退した力士を発表した。既に発表されている元幕内・琴恵光(32=佐渡ケ嶽部屋)の他に、幕下以下12人の引退が新たに発表された。うち4人が、旧宮城野部屋の力士だった。
苦戦はしたが、大の里の成長を感じさせる一番だった。途中で相手十分の左四つに組まれ、一気に前に出られた。一瞬ヒヤッとさせられたが、その後の反応が良かった。右で若元春の頭を抱えるように捻り、左を相手の右肘にあてがいながら突き落とした。