液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)が13日発表した2024年3月期決算は、443億円の純損失だった。14年3月の株式上場後、赤字は10年連続。電機大手3社の事業を統合し「日の丸液晶」と呼ばれながらも、企業統治の不全や海外勢との競争によって ...
「液晶のシャープ」がパネル生産を大幅縮小する。東芝やソニー(現ソニーグループ)、日立製作所の液晶パネル事業を統合して発足したジャパンディスプレイ(JDI)は2024年3月期に10年連続の連結最終赤字を計上した。かつて半導体と並び日本の電機業界をけん引 ...
シャープがテレビ用の液晶パネル生産からの撤退を決めた。累積赤字は1.9兆円に及ぶ。かつて世界を席巻した日本の半導体も凋落し、政府は支援している。最先端らしいところで負けると、すぐさま、補助金を投入して生産になるのだが、正しい政策だろうか。
シャープはテレビ向け液晶パネル生産からの撤退を発表した。1991年に量産を開始して以降、主に液晶パネルで計上した連結最終損益の赤字額は合計で1兆9000億円を超える。「世界の亀山モデル」は一世を風靡したものの、海外勢との競争で後手に回り、中国のパネル ...
「液晶のシャープ」が事業を大幅縮小し、テレビ向け大型液晶パネルの生産から撤退する。コスト競争力に勝る中国勢などと渡り合えず、毎年続く巨額の赤字に耐えきれなくなった。国内で唯一、大型パネルの生産を続けていた堺工場は稼働から15年で、その役割を終えた。 ...
シャープは14日、テレビ向けを中心とした大型液晶パネルを生産する堺工場(堺市)の生産を、9月末までに停止すると発表した。国内で最後のテレビ向け大型パネルを生産する工場だった。