大相撲の大関・貴景勝(27)=常盤山部屋=が13日の夏場所(東京・両国国技館)2日目から休場した。対戦相手の豪ノ山は不戦勝となる。
右大胸筋損傷などで先場所を途中休場した大相撲の大関貴景勝(27)が8日、12日に初日を迎える夏場所(両国国技館)に向け「できることはやってきた。後悔もないし、どれだけ自分の体がやってくれるか」と出場を明言した。
大相撲夏場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。3月の春場所を途中休場した横綱照ノ富士は、左脇腹痛で稽古不足が懸念される中で出場を決意。「ぶっつけ本番。できることを精いっぱいやる」と語った。 先場所で新入幕優勝を遂げた尊富士が右足首のけがで休場。新小結昇進で注目が集まる大の里は、初日に照ノ富士との対戦に臨む。横綱だった祖父のしこ名に改名した琴桜をはじめ、豊昇龍、貴景勝、かど番の霧島の4大関ら ...
大相撲夏場所は18日、東京・両国国技館で7日目の取組が行われ、大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は宇良を押し倒しで破り、5勝目を挙げた。大関・豊昇龍(24=立浪部屋)は3敗目を喫し、5連勝とはならなかった。
結びの一番では、首位を追う2敗の大関・琴桜が復帰2日目の高安に敗れ、勝ち越しを逃した。高安は昨日に続き2大関を破る快進撃を見せ、「きわどかったんですけど、最後うまく決まってよかったです」と琴桜との取組を振り返った。
大相撲夏場所は19日、東京・両国国技館で8日目の取組が行われ、新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)は西前頭筆頭の大栄翔(30=追手風部屋)との1敗対決にはたき込みで勝利。7勝1敗と勝ち越しに王手をかけ、優勝争いトップをキープした。