右大胸筋損傷などで先場所を途中休場した大相撲の大関貴景勝(27)が8日、12日に初日を迎える夏場所(両国国技館)に向け「できることはやってきた。後悔もないし、どれだけ自分の体がやってくれるか」と出場を明言した。
結びの一番では、首位を追う2敗の大関・琴桜が復帰2日目の高安に敗れ、勝ち越しを逃した。高安は昨日に続き2大関を破る快進撃を見せ、「きわどかったんですけど、最後うまく決まってよかったです」と琴桜との取組を振り返った。
大相撲夏場所は19日、東京・両国国技館で8日目の取組が行われ、新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)は西前頭筆頭の大栄翔(30=追手風部屋)との1敗対決にはたき込みで勝利。7勝1敗と勝ち越しに王手をかけ、優勝争いトップをキープした。