東前頭筆頭・熱海富士が大関・霧島に押し倒しで快勝した。自己最高位で新三役昇進のチャンスの中、初日からの大関3連戦を2勝1敗で乗り切り、白星を先行させた。先場所は尊富士が110年ぶりとなる新入幕優勝をやってのけた。21歳のホープも同部屋のライバルの快挙 ...
3月の春場所では弟弟子の尊富士が110年ぶりの新入幕優勝。その雄姿は支度部屋のテレビ越しで見ていた。祝福すると同時に「情けねえぜ」と吐き捨てるように言った。己も勝ち越しを決めていたが、胸中には燃えるものがあったのだろう。
お尻から土俵へ落ちた霧島を桟敷席まで押し倒した。霧島、貴景勝を破った春場所に続き2大関を撃破した。 「落ち着い ... 度見した。満面の笑みで支度部屋で付け人に手渡した懸賞金(1本手取り3万円)は41本。兄弟子の横綱・照ノ富士の休場で結びの一番 ...
大関・豊昇龍が初白星を挙げた。 結びで熱海富士が大関を圧倒した。霧島に当たり勝ち、一気に前進。引いた相手をなおも追撃し、最後は押し倒し ... の分厚い懸賞束(手取り1本3万円)を両手で大事そうに受け取った。花道の奥では束を“2度見”し ...
熱海富士は大卒の大の里が角界入りする前から関取として活躍してきたが、三役昇進では先を越された。2学年違いの若手同士による注目の初対決。馬力を持ち味とする大の里に圧力で勝るも、あと一歩及ばなかった。