4月下旬に1ドル=160円台と1990年以来34年ぶりの円安水準に振れた為替相場。生活を直撃する円安に警戒感を強めた岸田文雄首相は植田和男日銀総裁と会談し、“円安阻止”で歩調を合わせた。中央銀行の役割は本来「物価の安定」にあるが、金融政策は常に為替に ...
日銀が4月の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めた後、ドル円は160円超えを記録。日本当局はようやく円買い介入に踏み切ったようだが、2022年9月の円安局面時に比べ円買い介入開始が遅かった印象もある。22年9月と今回との違いを整理し、なぜ日本当 ...