衆院予算委員会の集中審議が20日、岸田文雄首相も出席して開かれ、立憲民主党の野田佳彦元首相ら与野党の9人が質疑に立った。自民党以外の議員の質問内容は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件や、自民党が17日に提出した政治資金規正法改正案に集中した。
政府が6月から実施する定額減税を巡り、所得税の減税額を給与明細に明記するよう企業に義務づける方針への反発が強まっている。22日の参院予算委員会では、立憲民主党の辻元清美氏が「(選挙対策の)下心ありありだ」と追及したが、岸田文雄首相は正面から答えなかっ ...
立憲民主党などは自民案が政治資金パーティー券の購入者名の公開基準を「10万円超」(現行は「20万円超」)とし、「5万円超」への引き下げを求めた公明党と折り合えなかったことを踏まえ、なぜ10万円超としたのか追及。自民の法案提出者は「切りがよく、分かりや ...
衆院予算委員会は20日、岸田文雄首相が出席し、裏金事件を受けて自民党が提出した政治資金規正法改正案などを巡り質疑を行った。首相は焦点となっている政策活動費の使途公開について「報告の仕方はそれぞれの政党の内規で定める」と述べるにとどめ、野党が求める領収 ...