富士山がのったような写真を撮ろうと訪日客が集まるコンビニエンスストアの前に、山梨県富士河口湖町は21日、撮影を防ぐ黒い幕を設置した。住民から苦情が相次いだためで、マナーが改善されるまで張り続ける方針だ。
富士河口湖町によると、海外のインフルエンサーが2022年秋ごろ、店と富士山を重ねた写真をSNSに投稿したことがきっかけだ。以来、訪日客で混み合うようになり、危険な道路の横断やごみのポイ捨てなどが問題となった。
富士山を望む街中に現れた長さ20メートル、高さ2・5メートルの巨大な黒い幕――。「映えスポット」として訪日客に人気のコンビニエンスストア前で、撮影を防ぐための工事が21日完了した。海外メディアを含め、多くの人が作業を見守る中、町が下した苦渋の決断への ...
周辺でゴミのポイ捨てや私有地への侵入、交通の妨げなど度重なるマナー違反が問題となったことを受け、富士山ローソンが撮影できないように黒幕が設置された。黒幕の高さは2.5メートル、幅25メートルで、かかった費用は130万円だという。 続きを読む ...
山梨県 富士河口湖町のローソン河口湖駅前店の道路に張られることになった黒幕。 外国人観光客 が写真を撮るために道路に飛び出すなど、危険行為やマナー違反をすることが多く、その対策として張られたのだが、意外にも地元住民からは反対の声もあがっている。 【画像】ローソン河口湖駅前店付近の道路で危険な撮影をする 観光 客防止のために張られた黒幕 突然設置された大きな黒幕 5月21日にローソン河口 ...